2/10/2014

エゾシカ革 〜北海道新聞〜掲載情報

年が明けてからあっと言う間に一ヶ月が経過しましたね。
2月に入り、一段と寒くなってきました。
インフルエンザやノロウィルスなどにも気を付けていきたいです。

寒く、、、、
と言う言葉で北海道を連想します(無理矢理です 笑)
ナカセンでは、3年前からエゾシカ革に興味を持ち、商品化に向けて開発を行ってきました。

このブログでも、何度かご紹介したことのある革ですが今回、地場である北海道新聞社にて紹介していただきました。




*画像は北海道新聞社の記事ではなく、弊社作成の企業用パンフレットです。

現在では、大手アパレル会社や森林保全団体「モア・トゥリーズ」等の団体と協力して、エゾシカ革を「モア・トゥリーズ・レザー」と名付けて、ブランド化している段階です。

 増えすぎたエゾシカを頭数抑制するにあたって、肉は食卓に、皮は革にして生活の必需品へ変化させることによって、自然の恵みを最後まで活用していくことが、人間の宿命であると思います。


 エゾシカ革は非常に繊維が細かく強く構成されているため、とても柔らかく丈夫です。今シーズンでは、ドライビングシューズとして発売が予定されている企業様もあります。また、日本ファッション・ウィーク推進機構からニューヨークでエゾシカ革を使ったバッグや衣類の展示会が開かれる予定です。


 しかし、まだエゾシカ革の開発が始まったばかりなので、現代に合った活用方法は手探りであるのが現状です。頭数を管理しながら、肉と革に活用していくインフラを整えて行かなければならず、様々な流通を構築している段階です。
 
 品質を向上するために、日々工場や加工所と連携を取り、安定した品質を提供できるようにエゾシカ協会などと協力し、革の品質規格をつくることも考えております。現段階では、製品として皆様のお目にかかる事がある革となっておりますので、一般販売を行っていない革となりますので、ご了承ください。

 いずれ、皆様のレザークラフトのお手伝いができる事を望んでいます。





 

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