お盆休み中の方が多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
10cube担当の沖です。
私の今年のお盆休みは何処へも出かけず物作りに励んでおります‼
今回は昨日完成しました、あぶらとり紙ケースの作り方をご紹介致します。
夏にレザークラフトというイメージはあまり無いかもしれませんが、
暑い季節によく使うものということで、あぶらとり紙のケースが欲しい!!…と思い、作ってみました( ´ ▽ ` )
カードケースなどにも応用出来ると思いますのでご参考までに手順を細かく載せていきます・・・
形は私の愛用している京都で有名な某あぶらとり紙のサイズに合わせて作りました。
◇材料◇
ティーポ#ブラウン4.5DS 1枚
ティーポ#水色 1.5DS 1枚
(厚みは全て1.0mm厚に
スキ加工してあります)
カシメ 1組
ホック 1組
手縫い糸
◇作り方◇
①まずティーポの革を本体、ポケット、タブの大きさにそれぞれ切ります。
本体は半分に折り、折り目をつけます。
②タブとポケットの口のコバ、本体の床面に
トコノールを付け、磨きます。
次にタブのホックとカシメを付ける位置に穴を開け、ホックを付けます。
③本体にも、タブを付けるホックとカシメの部分に穴を開けます。
本体に
ネジ捻で約3mmの縫い代を付け、ステッチンググルーバーで手縫い線の溝を彫ります。(ステッチンググルーバーは無くてもOKです)
④本体とタブを合わせてカシメて、本体のもう片方にホックを付けます。
次に本体とポケット左右を張り合わせて、菱目打ちで手縫いをする穴を開けます。
⑤本体をぐるっと縫っていき、ぐるっとコバを磨いたら完成です☆
↓裏表こんな感じになります。
ちなみにポケットの片方はゴミ入れにもなるようにと思って、
こんな形のポケットなのです(^^)
夏の暑い時期でも、革の質感・色などを考えて作ると使えるものがグンと増えると思います。
是非お店では売っていないようなマニアックな夏仕様オリジナルケースを作ってみてはいかがでしょうか?(^∪^)/